キャプテンチェア|ウォールナット×オーク|高山ウッドワークス
キャプテンチェア|ウォールナット×オーク|高山ウッドワークス
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ブランド:高山ウッドワークス
製作:柏木工
デザイナー:岩倉榮利
¥62,700~¥64,900(税込)
包み込まれるような座り心地のアームチェア。ウォールナットとオークのコンビネーションが特別な存在感です。
樹種違いでクラウンチェア|オークと並べたり、シビルチェア|ウォールナット×オークと並べるのもおススメです。
納期:1か月程度(受注生産)
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10年保証
10年保証
取扱説明書などの注意書きに従った正常な使用状態で破損や不具合が生じた場合、木部・構造箇所が納品日より10年保証です。
✓お客様のお取り扱い上の不注意や天災、不可抗力によって生じた場合のメンテナンスは有償となります。
また、保証期間内においても以下は対象外とさせていただきます。
- 通常使用で出来る、椅子の張地・革の汚れ、キズ
- 通常使用で出来る、テーブル天板の汚れ、キズ
- 金具、クッション材等消耗品
- 経年変化による、塗装色変化、クッション等の型崩れ、へたり
- 火災、地震、水害などの自然災害により発生した破損、不具合
- お客様の使用、維持管理上の誤りで発生した破損、不具合
- 購入後、お客様により改造された製品
- 海外で発生した場合(日本国内においてのみ有効)
- 業務用のご使用の場合
- 現品展示商品・アウトレット商品・転売された商品
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高山ウッドワークスのキャプテンチェアの特徴
デザイナーの岩倉榮利氏と、飛騨高山の家具メーカー柏木工によるコラボレーション「takayama wood works/高山ウッドワークス」のキャプテンチェア(captain chair)。
大きな特徴なひとつは、ウォールナットとオークを組み合わせたツートンカラー。
異なる木材が織りなすコンビネーション、自然がもたらす絶妙なコントラストが、特別な存在感を生み出します。
背もたれのスポーク(丸い棒)が印象的な、ウィンザースタイルのダイニングチェアであることも特徴のひとつです。
軽やかで美しいスポークと包み込むようなアームが、美しいデザインと心地よいバランスを生みだしています。
包み込まれるような背当たりと、何時間でも座っていたくなる心地よさ。
座面にはお尻の形に沿うよう「座ぐり加工」を施し、背中に寄り添うようにカーブした曲げ木の背もたれが、やさしく身体を支えてくれます。
幅7cmの幅広アームは、手を自然に置きやすく、木の質感をたっぷり感じられる贅沢なつくり。肘掛けが途中までのハーフアームタイプなので、立ち座りの動作もスムーズで、日常の使い勝手も快適です。
毎日の暮らしに、自然と寄り添う心地よさです。
サイズ | W600×D505×H720(SH430)AH655mm |
素材 | ウォールナット×オーク |
生産地 | 岐阜県 |
高山ウッドワークスのキャプテンチェアと、柏木工のクラウンチェアの違い
たびたびお尋ねいただくことなので、できるだけ分かりやすい表現を交えつつ、お伝えできればと思います。
1.高山ウッドワークスと柏木工との違い
「高山ウッドワークス」は、1995年に飛騨高山の木工職人と、デザイナー・岩倉榮利さんとの出会いから生まれたブランド(会社)です。
1996年には、岩倉さんのデザインと柏木工の確かな技術が手を取り合い、ブランド(会社)として本格的にスタートします。
デザイナーの岩倉榮利さんがデザインした家具を、柏木工が製造を請け負うという形で独立したブランドとして始まりました。
高山ウッドワークスは日本の伝統的な木工技術をベースに、英国生まれのウィンザースタイルも取り入れながら、モダンでどこか懐かしさを感じる家具が特徴です。
発売から長い年月が経った今も、ロングセラーとして多くの人に支持され続けています。
一方、「柏木工」は1943年に創業した飛騨高山の歴史ある家具メーカーです。飛騨高山の地で伝統技術を受け継ぎながら、高品質な家具を生み出し続け、自社ブランドやシリーズを展開しています。
2019年には、柏木工が「高山ウッドワークス/Takayama Wood Works」ブランドの事業を譲受。
これにより、高山ウッドワークスのデザインやコンセプトはそのままに、柏木工のラインナップの中で丁寧なものづくりが続けられています。
2.キャプテンチェアとクラウンチェアの違い
どちらも飛騨高山の家具メーカー柏木工による製作で、構造は同じですが、対応樹種と含まれているシリーズが異なります。
キャプテンチェア | クラウンチェア | |
シリーズ | 高山ウッドワークス | K-ウィンザー |
素材 | ウォールナット×オーク 又は ビーチ |
オーク |
キャプテンチェアは、高山ウッドワークスの大きな特徴の一つである「ウォールナット材とオーク材を組み合わせた」ツートンカラーのコンビ材が選べます。
ウォールナット材の濃い色味と、オーク材のナチュラルな色味のコントラストが絶妙です。
椅子の笠木(背中上部の木)やアーム(肘掛け)、座面にはウォールナット材を使い、なめらかな手当たりと高いデザイン性を実現しています。(ウォールナットはオークと比べ木の導管が小さく、木肌がなめらかでつるっとしています)
また、背中を支えるスポーク(丸い棒)や脚部といった、負荷がかかり強度を必要とする箇所には硬くて丈夫なオーク材を用いることで、細くすっきりとしたラインでも強度・耐久性のある作りを実現しています。
キャプテンチェアの座り心地
1.幅広アーム×ハーフアームで、肘のかけやすさと立ち座りのしやすさを両立
平らで幅広のアームは、手や肘をしっかり預けられる心地よさ。くつろぎの姿勢を自然にとることができます。
立ち上がるときも手を添えやすく、日常の動作をやさしくサポートしてくれます。
座面の中央あたりまでのハーフアームは、立ち座りがしやすく、出入りもスムーズに行える設計です。
2.包み込まれる背当たり|曲げ木の笠木(背中上部)がやさしくフィット
背中の上部にあたる「笠木(かさぎ)」は、高さとカーブが絶妙で、背中のラインに沿って自然に寄り添い、やさしくフィット。包み込まれるような感覚です。
「包み込まれるような座り心地。ずっと座っていられて、気づけば何時間も経っていて驚いた」とお声をいただくほどです。
3.なめらかな座繰り加工によるフィット感
座面をお尻にあわせて立体的に削り込む「座ぐり(ざぐり)加工」を施し、丁寧に磨き上げることで、お尻にフィットする優しい座り心地を実現しています。
木の座面なのに、木の硬さを感じないような柔らかな座り心地。長時間座っていても疲れにくいよう工夫がされています。
それでも、やっぱり冬場は冷たいな、もっと柔らかな座り心地が欲しいな、という方には別売りクッションもご用意していますので、ライフスタイルや必要に応じてお選びいただけます。
特徴的な構造|職人視点
家具職人がいる家具店だからこその視点で、キャプテンチェアの構造的な魅力を少しご紹介したいと思います。
曲げ木×切り出し×雇い実継ぎ(やといざねつぎ)
キャプテンチェアは複数の技法を組み合わせることで、「強度」「座り心地の良さ」「美しさ」を兼ね備えた椅子を実現しています。
見た目の美しさだけでなく、長く使い続けられる丈夫さも大切に。
伝統的な技術を、現代の暮らしに合うかたちで活かしています。
※家具製作の技法名は地域性があり、呼び方は師事した職人や地域によって異なる場合があります。
1.背中にやさしく寄り添う「曲げ木」の笠木(背中上部)
背中の上部にあたる「笠木(かさぎ)」には、製作を担う柏木工が得意とする「曲げ木」の技術が使われています。
曲げ木とは、木材を蒸気で蒸して繊維を柔らかくし、型に沿って曲げる技術。硬い木材をここまで自然に、美しく曲げられるのかと驚かれる方も多く、柏木工ならではの高い技術の一つです。
この「笠木」は、座ったときに背中が直接触れる重要なパーツ。
ここに適度なカーブと高さを持たせることで、包み込まれるようなやさしいフィット感と、ソフトな当たり心地を実現しています。
さらに、曲げ木によって木目(木の繊維)が途切れないため、高い強度と美しい木目も両立しています。
この「曲げ木の笠木」が後に紹介するアーム部分の構造強化にも一役かっています。
2.2枚の板からの「切り出し」
キャプテンチェアの特徴である7cmの幅広アームのための工夫についてです。
幅(奥行)のある材は曲げ木には不向きとなります。材の奥行を浅くすると、曲げることができますが、肘をしっかりと置けるスペースを確保できません。そのため、幅広アームには曲げ加工が適しません。
また、1枚の板からアームを切り出す方法では、木目(木の繊維)が切れてしまい、強度が不足し反りも生じやすくなります。
そこで、右アームと左アームをそれぞれ独立した、2枚の板から切り出すことで、荷重がかかる方向に沿った木目を維持し、十分な強度を確保しています。
また、この方法は1枚の板から製作するより木材のロスも小さく、効率的です。
3.雇い実継ぎ(やといざねつぎ)をしたアームに、曲げ加工をした笠木を組み合わせることで強固な作りに
2枚の板から切り出した幅広アームは、「雇い実継ぎ(やといざねつぎ)」という技法を用いて組み立てています。
これは、実(さね)と呼ばれる部材を組み込むことで接着面積を増やし、強度を高める方法です。
また、ウォールナット材のアームにオーク材の実(さね)を見せることで、デザイン上のアクセントにもなっています。
さらに、このアームに曲げ木で作った背面上部の笠木を組み合わせ補強することで、椅子としての強度を一層高めています。
こうして、幅広アームと、適度な高さと曲げの笠木を合わせることで、快適なフィット感と長く使える耐久性のある椅子に仕上がっています。
アーム(肘掛け)の高さと収まりについて
キャプテンチェア(通常サイズ)の座面高は430mm、アームの高さは655mmです。
ハーフアームチェアのため、必ずしもアームをテーブルの下に収める必要はありませんが、お部屋の間取りや使いかたによってはテーブルの下に収めたい場合もあるかと思います。
幕板のないテーブルの場合、テーブルの天板下の高さによってはテーブル下にアームが収納できるのも、普段の生活に便利です。
例えば、テーブルの高さが標準的な700mm、天板の厚みが約27mmの場合、テーブル脚の長さは約673mmとなり、アーム(655mm)が無理なく収まります。
※ネジ等を使わず組み上げていくため、若干の寸法誤差が出る場合があります。アームの高さとテーブル天板下の高さには、10mm程度の余裕(クリアランス)を見てください。
また、テーブルの高さによっては椅子の高さを調整することで対応できる場合もあります。ご不明点やご相談等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。




